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琥珀色とheavenly blueが進んでない中、新連載開始です。
阿呆ですみません、暁です。
タイトルは「Imitation Colors」。
本当は「Imitation」だけにしようと思っていたのですが、私のサイトの縛りに負けました。
そもそもダレだ、作品に色の名前を入れようかと思ったの(今さらか)。
まあ、そこらへんで特色でも出してかないと、独創性に乏しい作品達なんで仕方ないです。
一月ほど前に思いつき、ぼちぼち執筆を進めていた作品です。
琥珀色の番外編が進まないので、週一更新のためこちらの連載も始めることにしました。
来週は琥珀色の方、その次はこの作品の二話目「オプティミズム」をアップする予定です。
さて、Imitation Colors。
どんな話かは、はじめにを読んでいただくとして、一応は恋愛ファンタジーを謳ってます。
といっても、私がまともな恋愛を書けるはずも無く(このサイトにある「恋愛」とされる小説は、
謎解釈の人魚姫だの、囚われたかぐや姫だの、魔女とカエルのラブコメだの、そんなんだけ
です)、この物語も例に漏れず、そんな感じ。今回も、金持ちの変人が買った魔女を鎖に
繋いでます。変態です。全年齢対象です――念のため(笑)。
……ていうかこうして見てみると、私の恋愛って常に「囚われてる」気がしますね。
私自身は束縛されるのが大嫌いははずなので、実は縛られたいという願望があるのか、
それとも、だから恋愛は面倒くさいと毛嫌いしてるのか――どちらかは自分にも謎です。
因みに、はじめににも書いてますが、お題を拝借して書かせていただいてる作品です。
お題の言葉から100%インスピレーションを得てます。幻想廃墟さま、有難うございます!
(こんな変な小説にしちゃってほんとすみません)
今、目次に掲載してる五話目まで執筆済み(更新準備済み)です。
続きに主人公のアルフレド・ベネディクト・ベラスコとはどのような人物か、入れときます。
拍手、大量に有難うございます! うぅぅ、本当に嬉しい……!
阿呆ですみません、暁です。
タイトルは「Imitation Colors」。
本当は「Imitation」だけにしようと思っていたのですが、私のサイトの縛りに負けました。
そもそもダレだ、作品に色の名前を入れようかと思ったの(今さらか)。
まあ、そこらへんで特色でも出してかないと、独創性に乏しい作品達なんで仕方ないです。
一月ほど前に思いつき、ぼちぼち執筆を進めていた作品です。
琥珀色の番外編が進まないので、週一更新のためこちらの連載も始めることにしました。
来週は琥珀色の方、その次はこの作品の二話目「オプティミズム」をアップする予定です。
さて、Imitation Colors。
どんな話かは、はじめにを読んでいただくとして、一応は恋愛ファンタジーを謳ってます。
といっても、私がまともな恋愛を書けるはずも無く(このサイトにある「恋愛」とされる小説は、
謎解釈の人魚姫だの、囚われたかぐや姫だの、魔女とカエルのラブコメだの、そんなんだけ
です)、この物語も例に漏れず、そんな感じ。今回も、金持ちの変人が買った魔女を鎖に
繋いでます。変態です。全年齢対象です――念のため(笑)。
……ていうかこうして見てみると、私の恋愛って常に「囚われてる」気がしますね。
私自身は束縛されるのが大嫌いははずなので、実は縛られたいという願望があるのか、
それとも、だから恋愛は面倒くさいと毛嫌いしてるのか――どちらかは自分にも謎です。
因みに、はじめににも書いてますが、お題を拝借して書かせていただいてる作品です。
お題の言葉から100%インスピレーションを得てます。幻想廃墟さま、有難うございます!
(こんな変な小説にしちゃってほんとすみません)
今、目次に掲載してる五話目まで執筆済み(更新準備済み)です。
続きに主人公のアルフレド・ベネディクト・ベラスコとはどのような人物か、入れときます。
拍手、大量に有難うございます! うぅぅ、本当に嬉しい……!
【3話 インペリアリズム序】
アルフレド・ベネディクト・ベラスコとはどのような人物か。
彼はこの城のキングである。
城としか呼べないこの大きな屋敷の、唯一の主なのだ。爵位を持っていないベネディクトは、領地も支配すべき民も持ってはいないが、彼の城の中では絶対的な権力を持っていた。
例えば、彼が「プリンが食べたい」と呟いたとする。すると、使用人たちは我先にと厨房に走り、シェフに彼の御意を伝える。シェフは一分でも早くと、すぐさま卵と牛乳をかき混ぜ始めるだろう。もしくは、新鮮な卵を求めて近所の農家の鶏舎にまで走るかもしれない。何にせよ、出しうる限りの最高傑作を、可能な限りのスピードで提供するはずだ。実のところ、その頃になれば、彼は自分がそんな事を呟いたことすら忘れているのだが、彼は首を傾げながらも美味しく召し上がるだろう。
例えば、彼が「虹が見たい」と呟いたとする。すると、使用人たちは我先にと庭に飛び出す。そして、雲ひとつ無い青空を見上げ、落胆――もしくは困惑するだろう。彼の命令は絶対なのだ。どうすれば虹が見られるのかと、屋敷にいる研究者たちに詰め寄るだろう。生物学を専門としている科学者は非常に困った顔をしながらも、専門外の知識をかき集め始めるはずだ。数日後には、庭に巨大な「噴水」なるものを建設するための建築家が登場する。
偶然、雨上がりの空に虹がかかったのは、噴水の建設に着工した直後である。ベネディクトは目を細めてそれを見上げ「やっぱり五色じゃないか」と呟いた。噴水が完成したのは一年後。彼は何故、庭に噴水があるんだろうと、首を傾げたらしい。
例えば、彼が「魔女が飼いたい」と呟いたとする。
――それだけでここに引っ立てられた私としては、たまらない。
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