[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
めっさ遅ればせながら、覆面作家企画のあとがきを書かせていただきました。
下にてテンプレートをお借りして回答しておりますが、その前にとりあえず謝罪。
すみません……。
①※注が必要だったかも?
→ 提出した作品を読み直しながら、ちょっと後悔しました。物語中に出てくる表現、展開等を不快に思われた方、本当に申し訳ありません(汗)。幸い、その辺にツッコミは貰わなかったようでほっとしておりますが、配慮が足りませんでした。
②玲明って女名ですっけ?
→ そもそも名前には疎い人間なのですが、「玲明って女かと思ってた」と意外と多くの人に言われて凹みました。一応、名前を決める際に中国人の名前を調べたのですが……玲明と言う名はひっかからなくてですねー。自分の中では玲も明も男のイメージでした(汗)。すみませんー。
と言う訳で謝罪から始まりましたが、以下、がっつりあとがき語ってます。
■作者名
■サイト名&アドレス
暁@七色の空です。
http://www.geocities.jp/akatuki_111/
■参加ブロック、作品番号、作品タイトル、作品アドレス
Bブロックでした。
B03 地に降る http://maskwriter.web.fc2.com/sakuhinac/b03.htm
■ジャンル
中華風のファンタジー?
■あらすじ
質問1:"地に降る"の正しいあらすじを答えなさい。
①姫と従者のろまんす。
②国に対する忠義を貫き、処刑台に立つ一人の殺戮者の話。
③子を玉座に付ける為、臣を戦場に立たせ続ける一人の女の話。
④長く続く戦争と干ばつに苦しめられた国民が、無能な国家を打倒する革命譚。
⑤なんかもう、毎度ながら主人公がぐだぐだ悩んでる話。
答え:① ……だったら良かったのになぁ(希望的観測)。
■意気込みテンプレを使用された方は、URLを教えてください。
こちら→http://akatuki111.blog.shinobi.jp/Entry/424/
■推理をかわすための作戦は?
<自分で愚考した自分の作風>
・西洋風ファンタジー過多。
⇒ 現代にするかSFにするか……いや、でもそれはそれでサイトに
置いてるので、ここは気分を一転して、中華風ファンタジーで♪
中華風は書いたこと無いですよ、多分!(いや、空色は中華か?)
・恋愛要素が少ない。
⇒ じゃー、恋愛で♪ 甘い恋愛だったらなおGood!(全然甘くないじゃん)
・心理描写多っ。
⇒ なるべく直接的な心情は書かない。書きたくても書かない。
なるべく状況の描写や流れで心情を表す(はずだった)。
・情景描写や設定の描写少なっ。
⇒ 上の代わりにその辺の描写を増やして、歴史小説風に(出来れば良いね!)
・文章が硬い&漢字が多い。
⇒ 軽い&ひらがな多用でいこうかとも思いましたが、
逆にもっと硬く&もっと漢字多用で(笑)。←読みづらくてすみません;
中華ですしねー。素敵な漢字を多く使えたので、作者的には満足です。
特に、前回の覆面では「心理描写多っ」と言われたので、その辺はがっつり気をつけて心理描写を減らしたはずなのですが……何故かやっぱり主人公二人がぐだぐだ悩んでます。何故だ(やはり作風か)。また、前回の覆面では文句無しのバッドエンドを書いたので、今回はハッピーエンド寄りの作品にしようと思ってました。うん、一応ハッピーですよね(そうか?)。
皆様が注目していた漢字変換については、前回指摘された事項については直したつもりですが("無い"とか……あれ、あとなんだったっけ)、他はあんまし気にしていません。元々、「わかる」「分かる」「解る」「判る」なども、その時の気分や作品の雰囲気、前後の文脈などで変える人間ですし、漢字の開き方も前後の漢字率(笑)や作風で変えたりしますし。自分で"必ずこの変換をする!"って漢字が浮かばないんですよねぇ……(でも、探偵様方には色々と見つけていただきました(笑)。さすが!)。
■作品のネタを思いついたきっかけは?
作品の構想二年(笑)、と意気込んだので判ると思いますが、この作品、元々は覆面企画のために考えた作品じゃなくてですね。お題を使って書く中編(原稿用紙200枚くらい)ファンタジー"アッシュローズ(仮題)"を書くために考えていた作品でした(因みにお題は、実はネジ子さまが管理人をされているお題サイトからお借りしようと思っていたものでした)。
ひたすら救いの無い話が書きたい!っと(何故)考えたのが二年ほど前。以来、もくもくとプロットを考えていたのですが、「これだ!」という素敵なお題に出会ってしまったため、そのお題にそった話に大改変することにしまして。その時点では、赤子は死ぬわ玲明は死ぬわ、最後は一人生き残った姫も死ぬわで本当に救いようのない話だったのですが、何か色々と挫折しまして(そりゃ挫折するでしょう、そんな救われない話(笑))。それからもぼつぼつとプロットを変更したり文章を変更したり何やらしていたのですが、やっぱり挫折。
――で、今回、覆面作家企画用の作品のネタを色々と考えているうちに、上の作品を思い出し(管理人がネジ子さまでしたし!)、中編で挫折するならいっそ短編ならまとまるんじゃないかなぁと、上の"推理をかわすための作品"を踏まえて執筆したのが今作でした(説明が長いな)。なので、西洋ファンタジー⇒中華風になり、救いのない話⇒何とかハッピーエンドになりました。
■ストーリーの構築において気を使った点、苦労した点などあれば教えて下さい。
中華風にした点。いや、文体などはさほど気にせずに書いたのですが、世界観にはとんと疎くてですねー。中国でポピュラーな処刑方法って何だと調べたり(めちゃめちゃ処刑方法の種類が多くて気が滅入りました)、中国で「鬼(中国語の「鬼」は幽霊とか死者の魂とか言う意味だったような)」とか「悪魔」とか示す単語は何だよと調べたり(結局、”魔羅”を当てました)、火葬の煙の描写をしようとしたところで「中国って儒教だっけ? 儒教って火葬しないじゃなかったっけ?(全て曖昧)」と思い立ち、色々調べたり……と、やたら調べてた記憶があります。
ストーリー構成的に言えば、枚数に対して内容を詰め込みすぎる予定だったので(何せ、原稿用紙200枚⇒20枚にする予定なので(阿呆))、急展開をいかに自然な形で読んでいただくかに非常に苦心してました。……いや、苦心したものの、改善出来たとは言えません(汗)。読みづらい物語でほんとすみませんー。長編で読みたかった、とのお言葉も尤もだと思います(苦笑)。すみませんー。
■削ったエピソードなどありましたか? 作成裏話歓迎です。
と言う訳で、削ったエピソードはたくさんあるのですが、でも中核は意外と詰め込めた気がします。中編にするつもりでしたが、結局、書きたかった事はこれだけらしいです。元より、物語も文章も無駄に長くなる傾向があるので(内容は薄いのに)、ちょっとはシェイプアップしないとですねー。
■その作品の続編または長編化のご予定は?
この短編を元に中編に増やすことは出来ると思いますが、続編は書かないと思いますねー。だって、あれ以上の物語を書こうとすると、どうやってもアンハッピーエンドにしかならないような……。きっと梨凛も玲明もどっかで適当に元気に生きてますよ、きっと(愛の無い台詞)。
■その作品で気に入っている箇所はどこですか?
"地に降る"描写。
そもそも何故、タイトルを"地に降る"にしたのか本気で思い出せないのですが(は?)、内容とあまりに乖離したタイトルじゃマズイなぁと、魂やら魄やら雨やら人々の流す血やら涙やら、色々と地に降らせてみることにしました(←書き方が根本的に間違ってるような……)。
彼らの立っている場所は、そうした(悲しいもの、また、恵みの雨が)ものが降り注ぐ大地であり、今後の彼らが歩んでいくのはそれらが染み込んだ道です。終始「道」を多用していますが、最終的にはその「道」を表せればと思っていたのですが……(表せてないよ)。
■推理期間中、褒められた点は?
これは中華が書ける人じゃないと――みたいな事を言っていただいたのが、すっごい嬉しかったです(笑)。おぉ、私って意外と中華もかけるかも♪(調子に乗るな) あとは文章について褒めていただいた気がします。
人物やラストについては、賛否両論でしたねー。我ながら、自分の中でも賛否両論なので(こんな人物や展開は絶対に許せないなぁと思いつつ、こんな人間やラストもアリかなぁとも思う。贖罪って自己肯定や自己陶酔と何が違うのさと思いつつ、責任の伴わない自由は存在しないとも思う)、そんなものかなーっと。読む人によって捉えかたが違って本当に面白いです!
■推理されてみて、いかがでしたか?
やっぱり漢字率高いですか私(笑)。
■あなたの作品だと推理された作品はありましたか?
B06 in ruins
B08 分岐エゴイズム
でした。B06は確かに私が書きそうなテーマです! B08は文章が確かにそれっぽい! ですが正直、現代モノに推理されたのはちょっと意外でした。推理をかわすなら現代モノだ!っと勝手に思ってたのですが(笑)、かわせなさそうですね。
■あなたの作品が他の方の作品だと推理された作者さんはいましたか?
ちらりと紅 和花さまの名前もあがってたみたいですが、あとはほとんどスイさまでした。いっやー、敬愛するスイさまの作品に間違えられるなんて、ほんと光栄というかGood Job 私♪です。それだけで覆面に参加したかいがありましたー★
……。
………………やー、スイさま、迷惑な作品をほんとすみません(苦笑)。
■推理してみて、いかがでしたか?
スイさまの作品が当たったのでオールオッケーです!
■あなたの正解率、どのくらいでしたか?
推理したのはBブロックだけで。
Bブロック:8/11
でした。フィーリングオンリーでも意外と当たりますね……!(感動)
■この企画に参加して、改めて気づいたことはありますか?
気づいたと言うか……逆に、完全に途方に暮れました。
読み手さんによって拙作(地に降る)の捉えかたが違うのは当然だと思うのですが、色々な意見を伺っているうちに、何より自分自身がこの話を捉えられなくなってですねー。この作品の何処が良くて、何処が書きたくて、何処が伝えたい箇所だったのか。逆に、何処が悪くてどうすれば共感を得られるのか。ていうかこの小説はそもそも共感を欲していたのか。考えれば考えるほど「あれ、小説ってなんだっけ?」「わたし何が書きたいんだっけ」な沼にはまりました(笑)。エンターテインメントってなんだっけ……(←私の中では、常に小説=エンターテインメント)。
他の作家さんたちが描いてる作品がそれぞれ本当に魅力的で個性的、「楽しい!」とか「感動する!」となるだけに、更に自分の作品は何なんだろうと思っちゃう。何だろうあの話。もっと純粋に楽しめる作品を書けば良かったですー(いや、それが一番難しいですが)。とか言いつつ、覆面作家3でも同じよーな作品を書いて、同じよーに苦悩したな……(学習しない人)。
■参加作品の中で印象深い作品をあげてください。
実はA~Dブロックまでしか読めてなくてですねー(汗)。
そのくせ、読んだ半数以上の話がもう「お上手!」「ツボ!」「面白い!」となってたんで書ききれないですが……(笑)。とりあえず、ぱっと浮かんだものだけ。
D03 ナキオニ
A11 かえりみち
A12 もんどう 注
B07 俺は不良
C03 来客御礼
D12 ハイカラ娘と銀座百鬼夜行
面白い!っと言うより、お上手だなぁとため息をついた作品でしょうか。
■参加作品の中で印象深いタイトルの作品をあげてください。
E01 コロンナ33遅き午餐
A02 □□■□□ □□□■□
A01 締切直前における特定の覆面作家企画4参加希望者の漸近線的記録あるいはマグネシウム燃焼時的アイデア
■参加作品の中で面白かった3作品&一言感想、お願いします。
読んだブロックの作品については、感想にて叫んでるので割愛。
(3作品に絞れなかったもよう)
と、長々と失礼しました!
企画期間、かっなり楽しませていただきました。
最後に企画を開催してくださったネジ子さま、推理してくださった探偵の方々、作品を読んでくださった読み手の方々、それから企画をご一緒させてもらった尊敬すべき作者の方々に、最大限の感謝を! 本当に有難う御座いました。
Bでご一緒したネジ子です。
暁さんは前作のイメージが強烈でしたので、今回答えが分かっていながら「地に降る」は誰の作品だっけ?と確認してしまうほどでした。
探偵参加だったら分からなかったかもなぁ……と思います。
Bの感想が短くて恐縮なのですが、彼らの生き様、また、暁さんのレベルの高い筆運びに本当に圧倒されたことを、ここでこっそり叫んでおきますね。
そしてこんな素敵なお話に、拙サイトのお題を使おうと考えて下さっていたとのことで、そちらも凄く嬉しかったです。
また何かお気に召すものがあれば、ぜひ使ってやってください。
それでは、長々と失礼しました。
企画の参加者としましても、同じBブロックの作家といたしましても、それからそれから拙作のインスピレーションを頂いた幻想廃墟さまの利用者としましても、本当にお世話になりました! 前回の覆面企画3でネジ子さまのサイト&お題サイトを知って以来のファンですー(こんなところで告白。すみません(笑))。
前回の作品を覚えていてくださったとのことで、そちらの方が寧ろ恐縮なのですが(びくびく)、今作についても感想、本当に有難うございます!
今回の作品は元々、ネジ子さまがやっておられる幻想廃墟さまの「背徳者お題」を使って(お題に一目惚れしてしまって! 一気にイメージが固まりました)書いていた小説でして。お題にそって全12話の中編にする予定だったのですが、上のあとがきで書いている通り、力不足ゆえ長らく挫折しておりました。今回、こうした形ででも物語が完成させられ、ほっとしております(笑)。いつかまた、お題を使って書けたら良いなーと思います。
でも他にも本当に使わせていただきたいお題がいっぱいあってですね! 「宇宙お題」を使ってSFもの書きたいなーとか「-ISMお題」を使って現代ものの短編連作やりたいなーとか「暗黒童話お題」使って連作にしたいなーっとか、時間があったら是非使いたい!っと目論んでるお題がたくさんなのです。いつか、是非是非使わせてやってください♪(その際は、是非ともご報告させてくださいね♪)
ではでは、本当に色々とお世話になりました。
そして、お疲れ様です!
(実は以前からこっそりお邪魔していたので、私自身はあまり初めましてという印象ではなかったりしています。profileにある『気象予報士』のフレーズに妙に共感してしまって。←気象予報士、子供時分の夢だったんです。なんて、脱線してすいません)
この度は推理と感想をありがとうございました。
読後感の悪さに定評がある拙作なもので、実のところ、推理に挙がった暁様の反応が一番ドキドキと。そして内心ビクビクしておりました(笑)。なにやら申し訳くて。拙作はどうにも胃の痛くなる話ですし(大丈夫でしょうか?)、心外やもしれませんが、「仕方ないなー」と流していただければ幸いです。
『地に降る』を拝読しましたが、とにかく語彙や描写力がすごくて圧倒されました。個人的には雨の表現が好きです。牡丹園のあの日から止まっていた時間が動き出すラストがいいですね。「二度と、この手は離しません」という玲明の言葉にはしびれました。カッコいいです。素敵なお話をありがとうございました。
ご来訪ありがとうございますー! 覆面作家企画ではお世話になりました。……にもかかわらず、レスが遅くなってしまい、申し訳ないです。すみませんー。
以前からこっそり、というお言葉に感動しきりです。うわー、こんな辺境を訪ねてくださり、本当に有難うございます!
私も子供の頃の夢は気象予報士でしたので(趣味が高じて大学でも気象なんかを勉強してたりしてました(笑))、なんかすっごく親近感が! 気象予報士、良いですよね♪
そして津季さんの作品に推理していただいたこと、申し訳ないなんてとんでもないですよー! 読んでいて、確かに台詞とか文章が似てるなーっと(ここでも勝手に親近感(笑))思いましたし、そう言えば前回の覆面では私もかなり読後感の悪い作品を出したような・・・・・・(笑)。
それから拙作をお読みいただき有難うございます♪ あの話も読む人を選ぶ話だと思うのでいつも感想がドキドキなのですが(苦笑)、かっこいいと言っていただけてほっとしました。雨の描写は作者も密かに気に入っているところなので、そう言っていただけて本当に嬉しいですー! 有難うございますね。
と、長々と失礼しました。
コメント有難うございます!