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白の魔術師・黄竜編・前編、更新しました。
この話、今まで通り前編と銘打っておりますが、実は四篇構成です。
前・中・後・終編。前中後まではともかくとして、終って何だよと言う感じですが(笑)、
まぁ、終章・プロローグみたいなものだと考えていただければ幸いです。
や、今まで全部前後の二話だったので、四話まで増えたとき困ったのですよー。
起・承・転・結にしても良かったのですけれど、さすがにあんまりかなぁと(笑)。
……次の緑竜編(←のんびり執筆中)も、何とか四話以内に抑えねば。
しっかしやはり、短編と長編って違う気がしますよねー(今更)。
白の魔術師は短編連作と銘打っている通り、何処まで行っても短編なのですよ。
短編……と言うよりも番外編的な小話を沢山書いているだけ、と言う感じ。
小話をどれだけ積み重ねても、長編小説にはならない気がします。
一応、暁の中では流れはあるのですが、それでも長編のような一つの大きな流れ
にはならないのですよね。――いや、別に長編の方が良いというわけでは全く無く。
コレはコレとして、何だか短編とも長編とも言えない感じで、書いている分には
凄く面白いよなぁ、と思います。と言うか、凄く楽です(笑)。
短編では書ききれないキャラクター達の思いを色々なシーンから描く事が出来ますし、
なおかつ長編のように色々な制約が出てこない。流れを途切れさせないのが難し
かったりとか、前後の齟齬を失くすのが大変だとか、時間軸を変えると解りにくいとか、
そんな風に頭を抱えずに済みます。……って、元より使っていない頭をこれ以上
休めてどうするんだと言う感じですが、白の魔術師についてはほとんど展開や構成に
悩む事も無く。平行して書いている氷色よりずっと楽ですよー。
と言うか暁。やっぱり頭を使って書くの苦手だなぁ……と思います(苦笑)。
もー、何も考えずにキャラクター達の行きたい方向にいかせてやれば良いと思うの
ですけれど。見せ場やらオチやら、その辺りの物語の進行上必要な展開を考えた上で
執筆しようとすると、キャラクターを強制的に作者の思い通りに動かさなきゃならなく
なるんですよねぇ。プロットの段階で巫女を右に動かすと決めている上で、右を選択させて。
後からそう選択した意味を考えていると、なーんか違うよなぁ、と思っちゃって。
要は辻褄が合えば良いのかもしれませんが、無理やりつじつまを合わせていたら
だんだん後からしわ寄せがきますしねぇ。むむむ難しい。