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 Bブロック潜伏中の暁です。
 覆面作家企画 Aブロックの感想を書かせていただきました。
 夜中に書いた感想なので、テンションの高い文になっているかと思いますが(苦笑)
 どうぞ暖かく見守ってくだされば幸いです。推理は時間があれば!

※注意
 ①読解力皆無かつ行間の読めない人間です。すみません。
  (「良く分かりませんでした;」とか書いていますが、私の読解力の無さは半端じゃ
   ありません! 予めごめんなさいと言わせてください。ごめんなさい)

 ②基本的に、他人さまの長所の方に多く目が行く人間だったりします。
  (作品をべた褒めしていても地です。調子の良いことばっか言ってるよーと
   鼻白まないでいただけると嬉しいです)

 ③ネタバレ満載でっす。

◆A01 締切直前における特定の覆面作家企画4参加希望者の漸近線的記録あるいはマグネシウム燃焼時的アイデア

 これ凄いですねー。実は最初、タイトルの長さにずずずいーっと引いてしまっていたのですが、楽しかったです! 着眼点がとても面白いですね。覆面作家のアイディアを出す過程、なんてある意味反則な(いや、褒め言葉です!)物語なのですが、非常に楽しませていただきました。また、理系大学生っぽい主人公の視点から語られる文章には(自分がばりばり理系なので)分かる分かる!って表現が沢山で非常に楽しめてですね(笑)。「心の絶対温度は273K以下」「標準液を調製するのにメスフラスコではなくビーカーを用いるくらいの適当さだ」なんて言葉に思わず吹きました。273ケルビン、懐かしい(笑)!

 色々なアイディアのあらすじや設定がずらりと並べてあるのが、ちょっと長すぎるor多すぎるかなぁと(あらすじ以外の部分がテンポ良く進む分、説明部分がちょっと冗長かなぁと……あくまで個人の趣味ですが)思ったのですが、そこで語られるアイディアもそれぞれ面白いですねー。確かにベッタベタな設定なのですが、この作品の作者さんの手にかかれば(独創的かつ、お上手ですよね!)、王道の中にもスパイスがピリリと効いた素敵な作品になりそうな予感が。是非とも作品にしていただきたいです(笑)。

◆A02  □□■□□   □□□■□

 これまた凄いですねー! タイトルからして凄いです。タイトルの意味が気になって気になって、他の方の感想からカンニングさせていただいたのですが(笑)、二番目?の区切りである「■□」だけは良く分からなかったです。誰か教えてプリーズー!(笑)

 そしてこれまた、すごくお上手だなぁと感動した作品でした。13歳の少女の語り口が、本当に子ども子どもしているんですよね。子どもらしい文章って自分は非常に苦手なのですが、アスの視点や台詞は凄く子どもっぽくて。勉強させていただきたいです。また、世界観がしっかり描写されてますねー。短編とは思えないほど、独特な【ホーム】の世界観、そこに住むニンゲンの特殊な思考が伝わってきて、思わず唸ってしまいました。

 コンピュータとニンゲンのあり方(センセイとアスのあり方、でしょうか)、「ニンゲンらしい情」「誤った認識」の身につけさせ方に、何だか薄ら寒いものを感じてしまったのは、私の性格が曲がっている故なのか、それとも作者さまの考え通りなのか。「ニンゲンだもん」「わたしはニンゲンだから」というアスの言葉は、子どもっぽさを表しているのか、それともニンゲンの選民意識(というと言葉が過ぎますが)みたいなものを表しているのか。最後の締めくくりの文章も、物語全体の中で、どういった意味を持つのか。行間を読むのが非常に苦手な読解力皆無の読者なのですが(←我ながら最悪な読者です)色々と深読みしてしまう作品でした。何をテーマにした文章なのかによって、読み方が変わってくる作品なんじゃないかなーっと、思ってしまいました。少なくとも、へぼ読者の私は変わると思います。楽しませていただきました。

◆A03  アガトの巡礼

 上の作品を読んだ後だからかもしれませんが、ど真ん中をいった作品だなぁというのが第一印象でした。生きることの厳しさ、人の優しさ、人の強さを真正面から伝える作品ですね。読解力皆無な私にも、がっつりテーマが伝わった(曲解していなければ)物語でした。ぼくの心情も、アガトの巡礼者たちの心情も、それから僧侶の心情も、そしてアガトの存在を不安視する軍の考え方も、なんだか凄く(理解)共感出来るもので。文章の巧みさもあって、すらすらと最後まで読み進められました。

 とは言え、一読した時には、主人公のぼくが最後にした選択を、正直意外……というか共感出来ないと思ったのですよ。こちらの世界に残ろうと決意するほどの感情が、ぼくの何処にあったのだろう、と思っていたので、最後の一文も何だかくさいなぁと思ってしまったのですが(勝手な感想を本当にすみません; 偏に私の読解力の無さゆえです)。ですが、二度、三度と読むうちに、ぼくの気持ち、ぼくとおばさんの交流、などが沁みるように伝わってきました。世界に残る決意をしたぼくの「強さ」というものが、一番印象に残ったお話でした。楽しませていただきました。

◆A04 クロランドの流れ矢

 ちゃきちゃきな感じのシキの家族と、どこかずれた感じのカラバドのやりとりが面白かったです! 流れ矢の矢じりが巡り巡って髪飾りに、という序盤の楽しい設定に負けないくらい、テンポ良く進む会話のやり取りが楽しくってですねー。楽しく拝読させていただきました。

 トントン拍子に話が進み、最後は「矢の飛ぶ先なんて、初めから定まっているものよ」とすとんと話が収まる。おさまりの良い、上手い短編だと思いました。しかし、シキ……木場のミロイさんのことは別にどうでも良かったのでしょうか?(お父さんに対抗しただけ??)

◆A05 狼は邪心を知る

 へ? ――と読み終わったあと、思ってしまいました。いや、楽しかったです。楽しかったんですが、最後の僕の正体と、タイトルの意味が全く分からなかったですよー! 誰かー、教えてプリーズ(二度目(笑))

 最後のテンションの高さに思わず椅子からずり落ちそうになりました(笑)。英語混じりな勢いだけで交わされてるような会話に、前半のしんみりと浸っていた世界をひっくりかえされましたよー。笑わせていただきました。この落差、大好きです(笑)。「道」という漢字の成り立ち(え、作者さまの創作ですよね??)、という今回の企画のテーマに真正面から取り組んだ作品、でしょうか。オチもしっかりついていて、上手いなぁと唸ってしまいました。

 個人的には前半のしっとりした文章も大好きです。冒頭の一文から凄く格好良い!っと思ったのですが、彼らの台詞の語り口調や、景色の描写、大蛇の彼を描写している部分もとても格好良くてですね。渋いです! 特に大蛇さんの台詞がいちいちツボでしたツボ。また、「恐怖そのものでしかなかった美しいという言葉が――」以下一文に、それまでの彼女の心情、苦しみ、それから救いが見えた気がしました。素敵なお話を有難う御座いました。

◆A06 たとえ何があっても

 読みながら、銀河英雄伝説が頭から離れませんでした。すみません(笑)。冒頭の机上演習、楽しませていただきました。王弟で秀才と呼ばれるルオンと、自他共に認めるという天才のクェスがやりあっている部分なんかは非常に私のツボでですね。審判をしてる主人公の語り口も含め、前半部分、楽しませていただきました。特に「勝ったのは東軍の、俺だ」なーんてクェスの俺さまっぷりにぐらりと来てしまいました(笑)。一言で惚れました(台詞フェチ)。

 しかし雰囲気も内容も一転し、後半は甘いんですねー。男同士ですが、甘っいなぁ……。男同士の友情は大好きなのですが、それにしたって二人の仲はまるで恋人のようだ――なーんて思ってしまった私の考えがちょっと危ないんでしょうか(笑)。微妙にひっかかったのは、人一倍強がりで負けず嫌いなクェスが、主人公の俺に(初対面に等しい状況で)「おまえすごいな体調悪かったのに、と尊敬の目で俺を見て」と言ったシーンで。人一倍負けず嫌いな私だったら(←負けず嫌いです(笑))、絶対悔しいですよー!(←繊細で優しいヤツじゃないですが)

 って、妙なトコ突っ込んですみません。真っ直ぐに前を見つめるクェスと、彼についていこうと決めた俺。二人の物語、楽しく拝読させていただきました。

◆A07 ドM道

 あっはっは(笑)。タイトル――いや、もちろん内容も――から楽しませていただきました。冒頭からするりと物語に入り込み、タイトルはどんな意味なんだろうとドキドキしながら読み進めていたのですが、冒頭の一文の意味が分かった時には思わずぷっと吹き出してしまいました。ぽんぽんと続く会話や、テンポの良い文章がとても心地良かったです。ミッチーやトーシローのキャラも凄く立ってると思うのですが、個人的にはクロードのキャラが何だか凄く好みでしたー! ツッコミが素敵です(笑)。いや、ツッコミがなくても素敵なお兄さんですよね。弟さんに劣等感を抱きながらも、それでも無邪気な弟に対し「敵わないなぁ」「俺がしっかりしなきゃ」という良きお兄さんなあたり、凄く良いなーっと思ってしまいました。

 最後も、物語全体を綺麗にすとんとまとめており、短編を書きなれてるかたかなぁと感じました。ただ初見では、個人的に最後の段落が良く分からなくてですね。ちょっとそこだけ調子を崩されてしまいました。……すすすみません。「ただ」「当たり前のように」「それを笑える人間」「翌日以降のこと」が何を指しているのかが”???”な感じで、何度もその部分を読み返してしまいました――って最後に細かい感想を申し訳ありません(汗)。物語、非常に楽しませていただきました。

◆A08 大都会の秘密基地

 うん。勉強になりました。

 ……と思わず頷いてしまったこの作品、感想が書きづらいですね。とりあえず、戸崎君と一緒に「永遠に……」と呟かせてください(ってすみません。夜中に書いているのでテンションがおかしいです;)。

 この文体は、覆面をかぶりにかぶった結果でしょうか。たまに「~している」みたいな語尾が混ざっていた点には首を傾げてしまいましたが、子どもの作文を抜き出したような、ですます調で書かれた地の文によって、作品の独特な雰囲気が出ていると思います。フェニックス団、というネーミングや三人の行動なども、中学生らしくてとても可愛らしいですよねー。下水道の見学が始まったあたりでは、思わず中学生の頃の社会科見学を思い出してしまいました。しかし、本当に勉強になりますね(笑)。迷い込み、秘密基地を見つけ、そこが下水道で――といった一連の流れで、本当に社会科の教科書に載せられる気がします(楽しく学習できそう)。

 小説としてはどうなのか、いまいち判断が付かない作品なのですが、興味深く拝読させていただきました。有難う御座います。

◆A09 空の果て、あの道に

 え、レンはどうして処刑されるんでしょう?? ていうか三人に何が?? ――と言う一番肝心なところが読み取れなかったダメ読者です。ほんとすみません; 

 綺麗なお話……と言うと語弊があるかもしれませんが、とても綺麗な文章、綺麗な景色、綺麗な心情描写に彩られた物語だなぁというのが一番の感想でした。ふわりと柔らかいけれど、差し込む強い光や足音だけが鋭く響くような、そんな感覚を覚える文章で。好きです、こんな文章。最後の一文も非常に綺麗で、かなり好みでした。

 また、看守のキリとレンの冒頭のシーンが凄く好きでした。「大丈夫だ」「なら、私も大丈夫よ」なんて二人のやりとりに思わず心を躍らせた私としては、この物語が看守の彼と彼女との物語じゃなかったことが少し残念でした(冒頭でキリに一目惚れしたのですよー!(笑)) とは言え、妹のキリとのエピソードも非常に心温まるもので、それがあるからこそ投獄された彼女の今との対比が効いている&看守のキリに心を奪われた彼女の罪深さが分かる、ということなのでしょうねー。

 すっごく勝手な(というか非常におこがましい)感想ですが、自分が書きそうな話だなぁと思ってしまいました(笑)。テーマとか、テーマとか、心理描写とか、テーマとか。ついでにタイトルとか(←拙宅のブログ名は夜空の果て)。自分がAグループにいたら、自分でA09と推理すると思います(笑)。

◆A10 月のゆりかご

 なんだろう、凄く不思議な文章ですね。海外文学を翻訳した感じの文章というか、海外のシュールな童話の文章を読んでる感じというか――いや、決して読みづらいわけではないのですよ。とんとんとテンポ良く文章が刻まれている分、読み進めやすかったですし、何だか不思議だなぁと思って食い入るように読み進めている分、とても印象に残った文章でした。うん、不思議でした(めちゃめちゃな感想で本当にすみません……!)。

 退廃的な雰囲気と荒廃した世界、それから生きる希望の全く見えない人々。どんな展開に繋がっていくのだろうと興味津々で読み進めているうちに、トシとシノブが何気にラヴな雰囲気に突入してですね。なんだこれ恋愛小説だったのか――と思った瞬間、「あたし、もうこれしか残ってない」というシノブの言葉に仰天しました。いや、二千何年って言葉にもビックリしましたが、それだったら単なるSFか、で終わったのですよ。ですが「透明なシリンダーに詰めらた――」って。そして「遺伝子をシャッフルして子どもを――」って(笑)。いやぁ、すっごくシュールなお話なんですねー! ビックリでした。

 スパイスの効いたSF短編小説、堪能させていただきました。

◆A11 かえりみち

 うっわー、良いお話ですね。と、涙で滲んだ視界で、そのまんまのテンションで書いてみます。元より涙もろい私ですが、案の定、泣かされてしまいました。まだ、じーんとしたものが胸の中に残ってます。うっわー、良いお話ですねー!(二度目)

 テンション高くてすみません。瑞希の正体についてはかなり早い段階で気付いてしまい、なんか結構ベタな話だなーっと(本当すみません;)思いながら読み進めてしまったのですが、十年目に再会したヒロくんと瑞希とのやりとりに、胸がいっぱいになってしまいました。「情けないことに、そう思えるようになるのに十年もかかってしまった」というヒロくんの想いに、彼女への想い、十年という時間の重さを感じさせられ、土地を離れた彼の心情を想うとじんと胸が熱くなりました。最後もまた良いですね! 素敵なエンドに涙が止まりません。

 また、物語に出てくる煙草が良い味を出していますね。高校生で死んでしまった瑞希に対する迎え火としての煙草、という点でももちろん素敵だと想ったのですが、大人に憧れる自分・あの頃は子どもだったと顧みる自分・大人のポーズをしていると気付いてしまっている自分……それぞれのヒロくんの思いや時間の経過を読者に感じさせるのに、良い演出だと思いました。素敵な物語を有難う御座いますね。

◆A12 もんどう

 いやー、この作品、すっごい好きです(笑)。皆様の感想を見て、どんな作品なんだろうとウキウキしながら(笑)拝読させていただいたのですが、想像以上に個性的な作品ですね。これ、考えた発想が本当に凄いなぁ。作者さま、すっごい尊敬します。

 ……といっても、感想は書きづらいですね(笑)。とりあえず、なんじゃこれと思いながら読み始め(と言うか眺め始め(……さすがに内容は読めなかったです))、「道」「生と死」「勝負」などでどんどんと漢字に直されていくのを、ほう、と感嘆しながら眺め進め、句読点、段落でどんどん物語が形成されるさまを眺め楽しませていただいていたのですが、36、37、39でやられたと思いました。やられました。完敗です(何が)。

 物語、もしくは小説、はたまた覆面作家企画の作品としてどうか、ってのは良く分からないのですが、とりあえず36、37、39あたりで「やられた!」と思ってしまったので個人的にはそれで十分でした。大好きです。これに注意マークをつけた作者さんにも完敗です。


◆◆
 全体的に、非っ常~に楽しませていただきました!
 次もお隣Cブロックに向かおうかなーっと思います。頑張ります!

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