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 Bブロック潜伏中の暁です
 (どれが暁の作品か分かった方、拍手等でぜひぜひお知らせください♪)。

 Aブロックに引き続き、Dブロックの感想を書かせていただきましたー。
 とっても好みのお話ばかりで、すんごいテンション上がってます(笑)。

 ※注意
 ①読解力皆無かつ行間の読めない人間です。すみません。
 ②基本的に、他人さまの長所の方に多く目が行く人間だったりします。
 ③ネタバレ満載でっす。

 

◆D01 帰らずの坂

 格好良いー! 安倍晴明の最後の台詞に、思わず胸中で歓声が漏れました。楽しかったです。全体的に文章がとても読みやすく、それでいて格好良いですねー。時代がかった(って語られている時代が時代ですから当たり前ですが)台詞まわしや、流れるような描写に惚れ惚れでした。

 几帳が閉ざされたまま、安倍晴明の人柄が全く分からないまま物語が進むのが、逆に物語に引き込まれた原因でしょうか。どんな人間なのだろう、この物語にどう関わってくるのだろう、とわくわくしながら、気付けば最後まで読み進めさせられた気分です。安倍晴明以外のキャラクターもそれぞれ個性が立っていて、物語の展開にも無理が無い。こんな作品が書きたいなー!っと思ってしまいました。

◆D02 サヌザと共に ~草原の道~

 一文が長いですねー! ……て、いきなりこんな感想ですみません(笑)。お上手ですねぇ、と思わず特大のため息を付いてしまいそうなほど、素敵な文章でした。流麗な文体と美しい描写、そして楽師の生き生きとした語り口が、物語の雰囲気をこれでもかっというほどにかもし出してる気がします。砂鳥、髪挿しがまた、良い味を出してますよね! どっちも欲しいー! なんて叫んでしまった私は、既に楽師の手の内にいるのでしょうか(笑)。

 いやー、それにしても楽師のキャラクターがとても良いですね。そうやって髪挿しを売りまくって儲けてのかなぁなんて考えるとにやりとしてしまいますが、それでも、それ以上に彼の売った髪挿しで幸せになった人が多そうだなぁと考えてほのぼのしてしまいました。素敵なお話は、聞く側を幸せにさせますよね。素敵な物語を有難う御座いました。

◆D03 ナキオニ

 うっわー、うっわー、かなり好きですこの作品。――と、涙で滲んだ視界で、勢いのまま書いてみます。って、◆A11(かえりみち)でも同じことを書いてた気がしますが(笑)、こちらの作品もかなり感動しましたー。いや、感動というよりも……うん、何だろうな。◆A11は小説の内容に読者として感動したのですが、こちらの作品は作者(物書き)として感動したのですよ。さらりと人の心の内――弱さや強さなんてもの――を書き出す文章に、うわーこんな小説書けないなーっと脱帽しました。三度くらい帽子脱いでます。あっさりとした文章、展開なのに、とても心に残ってます。いやー、この文章好きですー(しつこい)。

 鬼がまた、すっごい可愛いんですよねー! うんざりするほど泣くという鬼の、泣く理由が可愛すぎて、思わずPCの前で頬が緩んでしまいました。ご飯を食べる時の「澄ました顔で面をずらす」姿、見てみたいです(笑)。

 「私は、あんたの日常だ」という言葉に完全にハートを射抜かれました(我ながら、ツボは謎です)。母親ではなく、日常、と言うのが凄いですね。そして最後の一行がもう、大好きでした。そうか、私のツボはこんな感じの作品にあるのかー。

◆D04 黄昏ストーキング!

 あはは(笑)。楽しませていただきました。うん。
 ……いや、正直、前半~中盤にかけてのノリについていけなくてですね。正~直、覆面じゃなかったら途中でブラウザバックしていた作品だと思うのですが(すみません)、ラストのオチまで読んで吹き出しました。あはは、凄いですね。とっても楽しい作品でした(笑)。

 これぞ短編、というような捻りやオチが効いてて良いですねー! 途中、「母さんかよ!?」とツッコミ、「カフェか」とほっとし、丸く収まるかと思いきややっぱり最後で落とされる。正直、最初は反感しか感じなかった主人公の語り口調(地の文)も、オチのあたりでは効果的に効いていて、最終的には非常に読みやすかったです。

◆D05 払暁

 わーい暁だー、とタイトルに親近感を持った阿呆です。暁です。いや、タイトルは払暁ですが(笑)。――って、阿呆な出だしですみません。内容はとても真面目、かつ考えさせられるもので、作者さま、頭良いなーっと感嘆しながら読んでおりました。硬質なお話でしたが、硬い中にも読みやすさを感じさせる文章のお陰で、すらすらと読み進めてしまいました。

 読みながら、やたらと国王の弱さや苦悩に共感してしまいました。多分、これが長編の物語だったら江朴青の苦悩とか、彼の英断とか、彼の責任とか、そうしたものに目が行くと思うのですが、彼の方にそこまで感情移入するには枚数が足りなかった気がします(元より、そうした所をテーマとした物語かどうかは分かりませんが)。代わりに、国王の方は分かるなぁという耳の痛い事ばかりで。きっと、人間、誰しもが持つ弱さですよね。国王の器ではなかった、という事なのでしょうが、何だか考えさせられる話でした。

◆D06 だから私は解放を願う。

 ――怖っ。
 他人さまの感想を読んで、何かビックリする展開が起こるのだろうなぁと思いながら読み進めていたのですが、やはり私も最後に叫んでしまいました。怖っ。

 どこか可愛らしい一人称で語られる、青春そのものといった文体が最後のオチの怖さを余計に引き立てている気がします。同じ理由で、瑛一の柔らかな笑顔がすっごい怖いですよねー! うーん、怖い。

 本気で読解力皆無な人間なのですが、と前置きさせてもらったうえでですが、冒頭の一文と作品最後の一文がいまいちピンときませんでした。芦田先輩と一ノ瀬先輩の性格がいまいち掴めてなかったのかなぁ。

◆D07  坂道の効果に関する最新知見 ~女性研究者を対象として~

 すみません、と最初に謝らせてください。物語の内容より「坂がない世界なんて存在しうるのか?」と真剣に考え込んでしまった、きっと作者さまにとっては非常にイヤな読者です(笑)。真っ平らな大陸って川とか存在しないのかなぁ、加えて気象条件も画一的になりそうで地域によっては水の確保に苦労しそうだなぁ、とか。別の大陸にも全く山が存在しないのかなぁ、存在するならどうして好奇心旺盛な彼らは行かないのかなぁ(過去に行けるほどの文明があるのに)、存在しないのなら火山やプレート運動が無い惑星で生活出来るのかなぁ、とか。風化やら浸食やらが進めば、地質の差異によってどうしても勾配は出来そうなのになぁ、とか。その他云々。

 ――すみません、本気でどうでも良いですよね。何だかんだ言ってますが、坂道の無い世界、という設定に脱帽しまくりました! 「道」というテーマに対しての、自分だったら逆立ちしても出てこない独特なアイディアに、感動しきりです。いやー、本当にすごい!

 って、設定に感激しまくったのですが、内容にもばっちり楽しませていただきまして。研究者二人の会話ににやにやし、二人のラヴにもこれまたにやにや(笑)。これぞ天才!って感じのベルルックのキャラクターが好きでした。楽しませていただきました。

◆D08 御堂関白の御犬を可愛がる事

 格好良いー! 最後の台詞に惚れました。

 最初、状況が分からずに「???」となりながら読み進めていたのですが、ラストまで読んで、もう一回読み返した時にはすんなり入ってきました。すっごく雰囲気の出た文章、作品ですねー! とてもお上手な方が書かれたのだろうなぁと(いえ、どの作品を読んでも思いましたが(笑))、ほうっとため息です。

 式たちの描写がとっても好きでした。独特の台詞回しもかなりツボだったのですが、尻尾を後ろ足の間に入れて項垂れる、尻尾を立てて嗤う、八本の足を交互に踏みしめる等等、思わず目の前に光景が浮かぶような描写に、にやにやしながら読ませていただきました。楽しかったです。

◆D09 道案内

 文句無しのハッピーエンド!ですね。読んでいて胸と瞼が熱くなりました。幸せな物語、有難う御座いますー。

 道案内してくれていた男の子が、可愛くて健気で優しくて格好良くて、本当にどうしようかと! にんまりとした笑顔や、泣き顔に見える険しい表情、悲しい笑顔――ころころと色々な表情を見せる彼に、いちいちきゅんと(笑)してしまいました。ありありと伝わってくる切ない感情に胸を熱くしながら読んでいただけに、最後のさくらの描写にめちゃめちゃ感動しました。うー、良いお話でした。

◆D10 その道の先にある

 おぉ、運命。ディスティニーですな!(我ながらどんなキャラ……)
 当初は展開の速さに若干置いてけぼりをくってしまった感じだったのですが、凪埜さんと理世が出会ってからは楽しく読ませていただきまして。凪埜さん軽い! 警察官なのに軽い!(←そこがかなりツボでした(笑)) 理世や母親の能力、とても面白いですねー。興味深く読ませていただきました。最後も、倫叔父さん可愛いなぁ、とにまにま(笑)。今後の二人の関係が気になりますね。

◆D11 夏の夕凪、丘の上に寝転びて星を待つこと

 ――怖っ。第二段(笑)。

 星座に子どもに夏休み、とくれば爽やかな冒険譚になりそうですが……いや、途中まで私が勝手にそうした話になるんじゃないかと思って読んでいたのですが、中盤からひっくり返されました。前半のほのぼのとした子ども達とのやりとり(そして銀河鉄道の夜がまた、良い味だしてますよね)で和んでいただけに、当時子どもだったはずの羽瑠希の行動に怖っと思ってしまいました。ま、子どもが無邪気で可愛いなんて、完全に大人の妄想ですよねー(持論)。

 と言っても、私としては、羽瑠希さんが悪いとは全く思っていなくて。彼女は彼を奪った、けど同時に奪われてる。違うとすれば、死んでしまった祐二さんには苦しい過去しかないけれど、生きている彼女には苦しい未来や幸せかもしれない未来があるということ、でしょうか。タル君、頑張れ。しっかし大人になった彼女の心まで捉え、大人になったタル君の心の中に未だ居続ける祐二先生って、どんな人だったんでしょうねー。

◆D12 ハイカラ娘と銀座百鬼夜行

 きゃー、なにこれ楽しいー! とっても楽しませていただきました。読みやすく、ノリの良い文章もとても好きだったのですが、お嬢さんと書生さんのキャラクター、それから悪戯な狐がもうツボでしたツボです。突っ走るハイカラ娘に引っ張られるように、ぐいっと物語に引きずり込まれました。彼女の台詞と書生さんの冷静な語り口がとっても面白くてですね。どんな感想書こうとか、作者としてここが気になるとか、そういうの全て抜きにして純粋な読者として楽しませていただきました。

 そもそも、西洋の新しい文化と古来の地に結ばれた伝統がごっちゃに混ざり合ってるような、作中で語られているくらいの時代がとっても好きで。それから百鬼夜行、狐憑きなんて物の怪のお話も大好きで。ツボが満載の物語で一人悶えておりましたが、百鬼夜行の存在――西洋化だなんだと言って、瓦斯灯だ電気灯だと浮かれ騒いだところで、こうやって彼らが通る跡には暗闇しか残らない、という――が物語に浮つかない重みを残しておりますよね。是非ともシリーズ化して欲しい物語です! お嬢さんと書生せんのお話、もっと読んでみたいなー。

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