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Imitation Colors 5話目「サディズム」更新してます。
サディズムは言わずもがなだと思いますが、「性目標の質的異常(性倒錯)の一種で、加虐性愛ともいう」(Yahoo百科事典より)らしいです。サドというのは、作家のサドさんから来てるらしいですね。勉強になります。
Imitation Colorsの方は現在、12話目モダニズムを執筆中。
このImitation Colors、読んでくださった方は分かるかと思いますが、一話毎の短編になっており、話の序の部分は必ず「アルフレド・ベネディクト・ベラスコとはどのような人物か」になってます。どうでも良いですが、内容を書くよりもこの最初の二十行ほど(たまにブログに載せてる部分です。今日は更新したサディズムの序を載せときます)を書くのが大変でしてねー。だんだん、ネタがつきてきました。あと5話分、「アルフレド・ベネディクト・ベラスコとはどのような人物か」について語れるかが、最大の懸念です(笑)。
毎度ながら、ラストはほとんど決まってません。あと五話分(モダニズムを入れれば6話分)、とりあえず頑張ろう。
拍手、いつも本当に有難うございますー! 励みになっておりますー。
他にも作者に訴えたいことなり、ご指摘なりありましたら、お気軽にどうぞ♪
サディズムは言わずもがなだと思いますが、「性目標の質的異常(性倒錯)の一種で、加虐性愛ともいう」(Yahoo百科事典より)らしいです。サドというのは、作家のサドさんから来てるらしいですね。勉強になります。
Imitation Colorsの方は現在、12話目モダニズムを執筆中。
このImitation Colors、読んでくださった方は分かるかと思いますが、一話毎の短編になっており、話の序の部分は必ず「アルフレド・ベネディクト・ベラスコとはどのような人物か」になってます。どうでも良いですが、内容を書くよりもこの最初の二十行ほど(たまにブログに載せてる部分です。今日は更新したサディズムの序を載せときます)を書くのが大変でしてねー。だんだん、ネタがつきてきました。あと5話分、「アルフレド・ベネディクト・ベラスコとはどのような人物か」について語れるかが、最大の懸念です(笑)。
毎度ながら、ラストはほとんど決まってません。あと五話分(モダニズムを入れれば6話分)、とりあえず頑張ろう。
拍手、いつも本当に有難うございますー! 励みになっておりますー。
他にも作者に訴えたいことなり、ご指摘なりありましたら、お気軽にどうぞ♪
【サディズム 序】
アルフレド・ベネディクト・ベラスコとはどのような人物か。
まず、彼は変人である。
これは間違いない。ソフィアだけでなく誰もが頷くだろう。
先日も彼は、日頃から持て余している財力で、東方伝来の毛生え薬なんてものを購入していた。彼の髪は白に近い金髪。まるで金糸のように美しく繊細な髪は、確かに丈夫そうには見えなかったが、だからと言って禿げる気配など微塵も感じさせない。だいたい、彼はまだ二十代も前半なのだ。毛生え薬なんて買ってどうするのかと思っていると、彼は禿頭の執事を呼び出して手ずからそれを塗布した。そして、毎日欠かさず髪毛の観察日記を付け始める。それが執事に対する嫌がらせなのか、はたまた愛情の裏返しなのか、私には分からない。何にせよ、普通と違う感覚を持っている事だけは間違いない。
また、彼は変態である。
と言うか、サディストである。これも間違いない――かどうかは知らないが、少なくともソフィアはそう思っている。そうでなかったら、どうしてこの屋敷にはこんなに鎖がごろごろしてるのだ。
彼の部屋でも壁から繋がれ、書斎に行っても広間に行っても鎖を繋ぐための金具がある。自分の部屋でさえ、ベッドに繋がれているのだ。鎖はフロア中を歩き回れるほどに長いため、別にトイレも何も困らないのだが、逃げられたくないだけならドアの鍵を閉めれば良いだけの話ではないのだろうか。別にわざわざ鎖を繋ぐ必要などない。
――となると、これは単なる彼の趣味としか思えないではないか。
ちなみに、私の方には繋がれて喜ぶ趣味など無い。
アルフレド・ベネディクト・ベラスコとはどのような人物か。
まず、彼は変人である。
これは間違いない。ソフィアだけでなく誰もが頷くだろう。
先日も彼は、日頃から持て余している財力で、東方伝来の毛生え薬なんてものを購入していた。彼の髪は白に近い金髪。まるで金糸のように美しく繊細な髪は、確かに丈夫そうには見えなかったが、だからと言って禿げる気配など微塵も感じさせない。だいたい、彼はまだ二十代も前半なのだ。毛生え薬なんて買ってどうするのかと思っていると、彼は禿頭の執事を呼び出して手ずからそれを塗布した。そして、毎日欠かさず髪毛の観察日記を付け始める。それが執事に対する嫌がらせなのか、はたまた愛情の裏返しなのか、私には分からない。何にせよ、普通と違う感覚を持っている事だけは間違いない。
また、彼は変態である。
と言うか、サディストである。これも間違いない――かどうかは知らないが、少なくともソフィアはそう思っている。そうでなかったら、どうしてこの屋敷にはこんなに鎖がごろごろしてるのだ。
彼の部屋でも壁から繋がれ、書斎に行っても広間に行っても鎖を繋ぐための金具がある。自分の部屋でさえ、ベッドに繋がれているのだ。鎖はフロア中を歩き回れるほどに長いため、別にトイレも何も困らないのだが、逃げられたくないだけならドアの鍵を閉めれば良いだけの話ではないのだろうか。別にわざわざ鎖を繋ぐ必要などない。
――となると、これは単なる彼の趣味としか思えないではないか。
ちなみに、私の方には繋がれて喜ぶ趣味など無い。
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