[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
オフの知人で一人、暁の小説を読んでくださる方がいるのですが。
「なんかこの作微妙」「このキャラは何を考えてるのか解らない」等、
忌憚の無い感想を下さるので凄く感謝しているのですよ。
「氷色の砂」と言うタイトルをいたく気に入ってくださった彼の人は、
先日完結した青の記憶もいたく気に入ってくださったようで。
暁としては、あれこそ可も無く不可も無く、大した山場も落ちもない作品だと
思っていたので、すんごい意外&嬉しいんですけれど。
頂いた感想の一つに「(作者の)カイに対する並々ならぬ愛情を感じる」なんて
言葉があり、かなり笑えました。――あれ、そんなの滲み出てました(笑)?
いやー、確かにカイのことは好きなのですが。でも別に、特に力いっぱい書いてると言う
つもりも無いんですけれどねー。逆に、他の人間に手を抜いてるつもりも無いですし。
そもそも、彼は――いつかも書きましたが――暁の作品の中で最大の異端児でして。
作者にも、彼の弱みが全く解らないんですよ。他はどんなキャラにも短所……というか
弱みがあるんですが、彼にいたっては何があっても負ける気がしなくって。
だからこそ、いつでも格好良さげなキャラとして書けるのですが、反面、
あまりリアリティが無いというか人間っぽくないというか。つまらないヤツです(酷)。
しっかし、愛情かぁ……。
確かに読者としての暁の好みはラスティやシルフィスではなく、
カイやエストなんですが、作者としては博愛(と言うか第三者)でいたいですよねー。
作者はそれぞれの生き様を示すことでキャラクターを描いて、その人間の是非や
好き嫌いは、読者の方に判断してもらう――と言うのが暁の理想なのですが。うーん。
と、なにやら悩んでしまいましたが。
因みに、知人の他の感想としては、やっぱ気になるのは「カイの昔の恋人」、
今後期待するのは「エストが一念発起して王権を奪取すること」だそうです(笑)。
しかし「とはいえ、奴は失敗するタイプだけど。自尊心(美学)が強すぎる」だそうで。
失敗するなら書きたくないなー。と思いつつ、ご明察です。きっと失敗するよ、エスト。
以上、深夜の研究室より現実逃避雑談でした(笑)。
氷色については、まー、明日。人目を避けて更新できたら更新します。